2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

AngelichのBrahmsピアノ曲集

久々に新譜の感想。Nicholas Angelich(ニコラス・アンゲリッチ)のBrahmsピアノ曲集です。曲は4つのバラードOp.10、2つのラプソディOp.79、パガニーニの主題による変奏曲Op.35。Angelichと言えば、ここにも書いたようにデビュー盤のRachmaninovの音の絵が非…

TilneyのMozartクラヴィーアソナタ集

某ショップのワゴンセールでColin Tilney(コリン・ティルニー)のMozartクラヴィーアソナタ集(Vol.4)があったので迷いながらも買ってみました。収録曲はソナタの第3番と11番、幻想曲ニ短調K397、変奏曲K500とK54/547b。通常価格だったら多分手は伸びない…

Pietro De MariaのSchubertさすらい人幻想曲

昨日は、KuzminのSchubertは愛聴盤となるまではいかないかな、なんて書きましたが、もっかのところ私の一番気にっているさすらい人幻想曲はというと、Pietro De Maria(ピエトロ・デ・マリア)によるライヴ録音です。2001年の録音で、他にはScarlattiのソナ…

KuzminのSchubert

最近、と言っても結構前からですが、廃盤になったと思われるCDもamazon等の中古品も扱っているネットショップで割合手軽に手に入るようになり、便利な世の中になって結構なことです。今回取り上げるLeonid Kuzmin(レオニード・クズミン)のSchubert曲集も、…

Schmitt-LeonardyのBrahms変奏曲全集

前回のブログでBrahmsのシューマンの主題による変奏曲Op.9について少し触れましたが、他の人の演奏はどうなんだろ、そういえば少し前にBrahmsの変奏曲集のCDを買ったよな、ということで棚から引っ張り出したのがこのCD、Wolfram Schmitt-Leonardy(ヴォルフ…

Petrov他によるBrahms変奏曲集

また前回に引き続いてNikolai Petrov(ニコライ・ペトロフ)の中古CDで、今回はBrahmsの変奏曲集。中身はPaganiniの主題による変奏曲Op.35、Schumanの主題による変奏曲Op.9、Handelの主題による変奏曲とフーガOp.24の3つですが、ただPetrovが弾いているのはP…

PetrovのChopinスケルツォ&バラード集

前回に引き続いてNikolai Petrov(ニコライ・ペトロフ)の中古CDで、今回はChopinのスケルツォ&バラード全集。PetrovとChopinという組み合わせはあまりイメージに合わない(私だけかな?)のですが、こういうのも録音していたんですね。聴いてみたんですが…

PetrovのScarlattiソナタ集

またネットショップをつらつら眺めていたら、Nikolai Petrov(ニコライ・ペトロフ)の中古CDがいくつか出ていたので3枚ばかり買ってみました。今回はそのうちのScarlattiのソナタ集について。ただ全部が彼の演奏ではなく、全17曲のうち12曲がPetorv、5曲がAn…

佐藤卓史の『Chopinの夕べ』

前回に引き続いて今回も佐藤卓史の自主制作盤です。前回も少し触れた『Chopinの夕べ』と題する2枚組CDで、曲は前奏曲Op.45、ワルツOp.42、舟歌、夜想曲Op.48-2、エチュードOp.10-1, 25-5, 25-10、スケルツォ第4番、ポロネーズ第5番、マズルカOp.33、ソナタ第…

佐藤卓史の自主制作コンサートライヴ

少し遅れましたが明けましておめでとうございます。今年も何とか週2回ぐらいのペースで更新していきたいなと思っているので、よろしくお願いします。さて、佐藤卓史と言えば、2001年の音コン第1位、去年のChopinコンクールでも2次まで進んでいて(残念な…