2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Polina LeschenkoのLisztアルバム

EMIのdebutシリーズは数が多いわりに印象に残るCDは少ないというのは以前もちょっと書きましたが、その数少ない印象に残る演奏を残していたPolina Leschenko(ポリーナ・レスチェンコ)が、今回別レーベルからLisztアルバムをリリースしたということで早速聴…

Alexei Sultanovの’98年Tchaikovskyコンクールライヴ

Alexei Sultanov(アレクセイ・スルタノフ)はそれほど好きなピアニストでもないのですが、先日立ち寄ったCDショップで'98年のチャイコンライヴCDを見かけて、ちょっと興味をそそられつつも既に持っている彼のCDとかぶっている曲も多く、どうしようかかなり…

Jean Dubeの”Bach...in nomine”

少し前に取り上げたJean Dube(ジャン・デュベ)の"Toccatas"と同じシリーズで、こちらは"Bach...in nomine"と題してJ.S.Bachに縁のある曲を集めたアルバム。タイトルの意味するところはよくわからないのですが「Bachの御名において」という感じなのでしょう…

Beethovenのピアノソナタ全集について

前回エントリのコメントでのmasaさんの質問に答えるために(答えになっていないかもしれませんんが)、このようなエントリを立ててみました。何度も書いているように私は全集で買うのはあまり好きではないので、Beethovenのピアノソナタ全集も、持っているの…

Michael KorstickのBeethovenピアノソナタ集Vol.3

Beethovenのピアノソナタ全集は現在もいくつかのプロジェクトが進行中だと思いますが(今思いつくだけでLewis,Oppitz,Ohlsson,Paik,内田,仲道など*1)、これもそのうちの一つ。例によって味見のために4番が含まれているこのVol.3を買ってみました。演奏…

Mozart Piano Quartetの弾くピアノ四重奏版Beethoven交響曲第3番ほか

今までもこのブログに何回か書いているように、交響曲や協奏曲を室内楽などより小さい編成で演奏したものに結構興味があるのですが、今回はBeethovenのエロイカ交響曲のピアノ四重奏版。Beethovenの友人のFerdinand Ries(1784-1838)が編曲したものだそうです…

Joseph MoogのLisztピアノ協奏曲1&2番ほか

1987年生まれのドイツの若手、Joseph Moog(ヨゼフ・モーグ)の弾くListのピアノ協奏曲集1,2番と死の舞踏。普段はLisztの協奏曲というと特別な事情(お気に入りのピアニストとか)がないとなかなか食指が動かないのですが、ちょっと前のレコ芸の海外版試聴…