2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Lydia JardonのScriabnエチュード全集

Scriabinのエチュード全集のCDは、個人的に満足がいくもの(「聴き比べ」の基準で言えば◎とか◎-○に相当するようなもの)にまだ巡り合っていなくて、新譜が出ると(ハナから期待できなさそうな演奏者でなければ)とりあえず聴いてみるようにしているのですが…

RampeのMozartクラヴィーア曲集

時代楽器によるMozartのクラヴィーア作品の演奏では、最近Siegbert Rampe(ジークベルト・ランペ)によるものがその大胆な解釈で割と話題になっている(今月のレコ芸の吉田秀和のエッセイでも触れられていました)そうで、これは1回は聴いてみないといけない…

Bart van OortのMozart鍵盤作品全集(その2)

Bart van Oort(バルト・ファン・オールト)のMozart鍵盤作品全集(14枚組)ですが、その後も聴き進めて、ソロ作品については一応聴き終わりました。ソナタの感想は以前書いた通りですが、そのほかの作品(変奏曲、幻想曲、ロンド、前奏曲、その他もろもろ)に…

MelnikovのScriabinピアノ曲集

Alexander Melnikov(アレクサンドル・メルニコフ)といえば、7,8年前に国内レーベルのSacrambowからデビュー盤(未聴)が出ていて、日本でもコンサートを開いたりしてそれなりに人気があるようですが、最近HMFの新進演奏家シリーズでScriabinのピアノ曲集…

SolovievaのBoris Tchaikovskyピアノ作品集

Boris Tchaikovsky(ボリス・チャイコフスキー, 1925-1996)の名前は最近結構耳にするのですが、曲を聴いたことはなく、それほど興味を持っていたわけではありませんが、最近とあるレビューサイトをのぞいていたら彼のピアノ作品を集めたCDが紹介されていて…

Boris Giltburgのデビュー盤

EMIの'Debut'や'Argerich Presents'シリーズは(HMFの新進演奏家シリーズと並んで)比較的廉価で新しいピアニストを知ることができ、割と重宝しているのですが(粒揃いという点ではHMFの方が上かな)、また新たにCDがリリースされていたので聴いてみました。…

LibettaのMussorgsky展覧会の絵ほか

先日LibettaのCzerny練習曲の感想を書きましたが、それと同時期にMussorgskyの展覧会の絵ほかを収録したCDも出ていたので聴いてみました。曲は展覧会の絵の他にゴパック(オリジナル版とRachmaniov編曲版)とBalakirevのソナタ変ロ短調です。感想ですが、正…

Ronn Yedidiaのピアノ作品集

GWで田舎でのんびりしていたら更新もご無沙汰になってしまいました(^^;)。先日のSorabjiの7段譜を載せていたサイトを見ていたら、面白そうなディスクが紹介されていたので買ってみました。Ronn Yedidia(ロン・イェディディア, 1960-)という作曲家兼ピアニ…