2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧
一昨年のEsquire日本版のクラシック特集がなかなか良かったので味をしめて今回のピアノ特集も購入。まだ全部は読んでいないが、ピアノ関係ということで周知のことも多く、前回ほどは面白くなかったか。(そもそも普段ピアノをそれほど聴いていない人向けの特…
Henri Herzはあまりよく知らない作曲家だが、以前Agoraから出ていたAlkan Duoによる2台ピアノ作品集で、TharlbergやCzernyなどと並んで結構技巧的で面白い曲を書いていたという記憶があり、ソロ作品集も面白いかも、ということで購入。夜想曲みたな曲も入っ…
DVDは普段あまり買わないのだが、最近セールで少し安くなったのを機に購入。実は去年12月の来日公演@フィリアホールを聴いていて、プログラム前半(Bach/Busoni, Mozart, Schubert)はそのときと同じ曲なのだが、やはり生で聴いた方が感銘が深かった気がする…
これはさらに(1年以上)前に、J.S.Bach/LisztのBWV542目当てで買ったもの。ある程度予想はしていたが、(録音年によって多少違いはあるものの)音質はかなり悪い。目当てのBWV542はフーガが快速テンポ(手持ちの中で最速)にもかかわらず予想以上にしっかり…
これまただいぶ(半年以上)前に買ったもの。Hindemithのピアノソナタ全集(と言っても3曲しかないが)のCDはあまり出ていないということで買ってみたのだが、演奏は微妙、というかどちらかというと手持ちの中でもイマイチな方か。音の響かせ方や細かなニュ…
これも買ったのは結構前だが感想を書きそびれていたもの。彼の前奏曲集はChopinコンクールのときもちょっと慎重というか硬いかな、という印象だったが今回もそれはあまり変わらず、良く言えば端正だが、やや優等生的で少し喰い足りない感じ。もっともこの曲…
買ったのはだいぶ前だけど感想を書きそびれてそのままになっていたもの。SudbinはScarlattiを聴いたときは、悪くはないけど強く惹かれるというほどでもない、という感じだったが、このRachmaniovもそんな印象、というかその印象がネガティブな方向にさらに強…
今好きなピアニストを挙げろと言われたら間違いなく十指に入るDejan Lazicの新譜。ScarlattiとBartokを交互に配置するというちょっと変わった趣向だが、Bartokは(最後のミクロコスモスからの6曲を除いて)どちらかというと聴き馴染みが薄い曲。一方Scarlatt…
前回エントリの続きで、こちらはオケとの共演。(録音はこちらの方が少し古い。)活きのよいタッチは相変わらず(もちろん荒削りなところもあり)だが、今回はむしろ第2主題や第2楽章での豊かな歌心が印象に残る。このときTiempoは15歳。やはり天賦の才能と…
一昨年のショパン名曲100への最近のコメント情報で、Tiempoの昔のCDがamazon他で手に入るとのことで買ってみたもの。収録曲のうちChopinの2番ソナタは名曲100で既に聴いており、Schumannの幻想小曲集は苦手曲、ということで興味があったのは残りのバラード1…
レクイエムや変化嘆詠などの合唱曲がメインのアルバムだが、埋め草(?)に入っているピアノソナタが目当てで購入。(コンクール等ではしばしば聴くのだが、録音があまりないのはひょっとして作曲者の許可がなかなか出ない?。)演奏は、既に持っている小賀野久…
NaxosのSchubertピアノソナタ集はこれまで1枚も買っていなかったが、今回好きな15番(レリーク)が収録されているということで購入。そのほかにも1番とか8番とか、未完(断片)のソナタを集めている。そちらの演奏はなかなか悪くないと思ったが、肝心のレリ…
Wolframのアルバムに入っていたルクレツィア・ボルジアの回想が気に入ったので、他の演奏を聴いてみようということで買ってみたもの。演奏はというと、Hegedusも悪いピアニストではないのだが、この曲ではエッチラオッチラ感が漂い、やはりWolframの上手さが…
My Ladye Nevells BookeというとこれまでHogwood盤をよく聴いていたが、今回Naxosから新たな盤が出たということで購入。最初の1音を聴いて、音の臨場感というか生々しさが違う。演奏も時代奏法特有のゆらぎがより多く取り入れられ、(Hogwood盤も十分気に入…
アルバムタイトルは'Unknown Rachmanionv'ということで世界初録音が2曲入っているのが目玉のようだが、個人的にはそちらはまあどうでもよくて、ソナタやエチュードの方が目当てで購入。音の絵やOp.23-5は予想通りのMatsuevらしい馬力っぷり。ただソナタは(…