2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Sepec/SteierのBeethovenヴァリオンソナタ4&7番ほか

Daniel Sepec(ダニエル・ゼペック)とAndreas Steier(アンドレアス・シュタイアー)による、Beethovenのヴァイオリンソナタ第4&7番ほかを入れたCD。時代楽器による演奏ということで前から気にはなっていたのですが、4,7番はそれほど好きな曲というわけで…

Le Poeme Harmoniqueのフランスの古いシャンソン集

先日のエスクァイアの付録CD(Alphaのサンプラー)で、もうひとつ聴いてみたくなったのがこれで、フランスの古いシャンソン集。演奏はDumestre指揮のLe Poeme Harmonique、歌手はLefilliatre、Duist、Druetの3人です。2004年録音。なかなか面白かったです…

鈴木秀美/小島芳子のSchubertアルペジオーネソナタ

少し前のDarmstadtによるSchubertアルペジオーネソナタのエントリに対するコメントで、鈴木秀美氏のアルペジオーネソナタは5弦のチェロ・ピッコロを使っていて興味深いですよ、というのがあって、私も機会があれば聴いてみます、と返したのですが、CD棚をよ…

コンクールについて思うこと

前回のエントリで音コンを聴きに行ってきたという話をしましたが、ついでに音コンに限らずコンクールについて日頃思っていることを少々。 コンクールは審査付きジョイント・コンサート コンクールというとやたらと結果を重視する人がいますが、私はむしろ若…

Seiler/ImmerseelのMozartヴァイオリンソナタ集

Midori SeilerとJos van ImmerseelによるSchubertのヴァイオリンソナタ集が好印象だったので、他にもこのコンビで出ているCDはないかと探して、Mozartのヴァイオリン協奏曲集については以前ブログに書きましたが、続いてMozartのヴァイオリンソナタ集(2枚組…

Igor Romaのデビュー盤

Igor Roma(イゴール・ローマ)の、Alkan, Liszt, Prokofievの作品を収めたデビュー盤は、何年か前にGrammophoneだったかInternational Pianoのeditor's choice(?)に選ばれていて、そのとき是非聴いてみたいと思ったのですが入手方法がわからず*1、結局その…

Cyprien Katsarisのロシアン・アルバム

前回に続いて'70年代の(一部)ライヴもので、Cyprien Katsaris(シプリアン・カツァリス)のRachmaninovの3番とTchaikovskyの協奏曲をメインにしたロシアものを集めた2枚組CDの感想を。正直Katsarisはそれほど好きなタイプのピアニストではない(Chopinのバ…

Garrick Ohlssonの’73年プラハ・ライヴ

Pollini以降のChopinコンクール優勝者の中では日本で最も人気がないと思われる(笑) Garrick Ohlsson(ギャリック・オールソン)ですが、私は割と好きで、今回も新たに'73年のライヴ演奏がリリースされたので、最近はさすがに技巧的にも衰えを感じるのですが…

Ensemble Pierre RobertのCharpentierの小モテット「四旬節の黙想」

少し前にブログ各所で話題になっていたエスクァイア9月号を遅ればせながら買ってみたんですが、その中の2つ目の特集「古楽器サウンド〜」の付録で付いていたALPHAという古楽レーベルのサンプルCDが結構面白く、いくつかの曲はもっと聴いてみたいな、という…