2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Olli MustonenのBeethovenピアノ協奏曲第3&6番

首を長くして待っていたMustonenの弾き振りによるピアノ協奏曲全集の第2弾。第1弾が1&2番だったので次はてっきり3&4だと思っていたら、4番ではなく過去にDeccaに録音していた6番(ヴァイオリン協奏曲の編曲版)だったのはちょっと意外。演奏は予想というか期…

Anthony Goldstoneの’A Night at the Opera’

Clemmowとのコンビで4手ピアノ作品を多く録音しているGoldstoneの、今回はソロピアノによるオペラ編曲集。この手のCDは何枚も持っているのだが、やはりつい手が出てしまう(笑)。だが残念ながらこれは全体的にイマイチの出来。最初のリゴレット・パラフレーズ…

Sergey SchepkinのJ.S.Bachパルティータ第1-4番

Schepkinを聴いたのはこれが初めてだが、GouldとKoopmanを「私の偉大なヒーロー」と呼ぶだけあって、軽快なリズムと乾いたアーティキュレーションはGouldを、豊富な装飾音はKoopmanを思い出させ、なかなか面白い。(あと高橋悠治を思わせるところも。)若干…

Romain DescharmesのBrahmsピアノソナタ第3番ほか

前々回(2003年)の浜コンで奨励賞だったDescharmesのデビュー盤。彼の3番の演奏は浜コンでの3次ライヴ盤でよく聴いており、今度の演奏も大きなな違いはないと予想できるのだが、多少ご祝儀的な意味も込めて購入。が、聴いてみると印象はもう一つだったか。…

Roger Wrightの’In Concert’

新譜ではないが、以前ここで好感を持って取り上げたRoger Wrightが他にもCDを出していることを知り、購入。(CDにはレーベル名や番号の記載がないので自主制作盤かも。)曲はHaydnとSchubertのソナタ、Schumannのトッカータ、Rzewskiのウィンズボロ紡績工場の…