2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Kuijken/La Petite BandeのJ.S.Bachミサ曲ロ短調

待ってました!という感じのKuijkenによるロ短調ミサ。もちろんOVPP。欲を言えば一連のカンタータ集を出しているACCENTから出して欲しかったところだが、そう贅沢も言っていられない。早速聴いてみたがほぼ期待通りの出来。もちろん曲が多いしソリストの声質…

Jean-Frederic Neuburgerのサントリーホールライヴ

前回アルバムを聴いたときは、指がよく回るけどやや優等生的かなという印象だったが、今回もそれと同様、あるいはさらにその印象を強くした。イギリス組曲の冒頭などは指が回って仕方がないといった感じ(Pogorelich盤を思い出させる)なんだけど、個人的に…

Giovanni BellucciのBeethoven/Liszt交響曲第5番ほか

BellucciがBeethovenのソナタとLiszt編の交響曲をカップリングして全集として録音予定だという話はだいぶ前に聞いたことがあったが、最初に交響曲7番とソナタ数曲を出した後は音沙汰がなく、てっきり立ち消えになったのかと思っていた。ソナタに関しては、こ…

Gabor FarkasのLisztアルバム

これもメインがロ短調ソナタだったのでしばらく保留していたものだが、最近のGramophoneのレビューで割りと好意的に書かれていたので(例によってGramophoneのレビューはそれほどあてにならないけど)背中を押される形で購入。Farkasはもちろん初めて聴くピ…