2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧
スウェーデン出身のピアニスト、Johan Ullen(ユーハン・ウレーン)による興味深そうなCDが出ていたので買ってみました。曲はLisztのノルマの回想、Alkanのイソップの饗宴、Chabrierの10の絵画的小品より3曲(木陰で, 牧歌, スケルツォ・ワルツ)、Ravelの夜…
先日のブログでTchaikovskyのピアノ協奏曲第1番があまり好きではないと書きましたが、その私が今気に入っているのがNikolai Demidenko(ニコライ・デミジェンコ)による演奏です。バックはお馴染みのLazarev/BBC so.。この曲はそれほど好きでないだけに、た…
またまたシドニーコンクールネタで、今回は2000年の時のもの。前にも書いたように2000年のソロ・ハイライト集は既に持っていたのですが、このCDはこれまで見過ごしていたもの。Roger Wright(ロジャー・ライト)という米国のピアニストの演奏をまとめたもの…
先日は2004年のシドニー国際ピアノコンクールのソロハイライトを取り上げましたが、その続きで同年のRem Urasin(レム・ウラシン)のコンクールライヴを。曲は本選で弾いたTchaikovskyの協奏曲第1番と、予選で弾いたTchaikovsky/Pletnevの組曲「くるみ割り人…
前回に続いてシドニー国際ピアノコンクールネタを書こうかと思いましたが、その前に旬の話題ということで新譜の感想を。Tetzlaff/ZinmanのBeethovenヴァイオリン協奏曲です。以前ここにも書いたようにTetzlaffは私の好きなヴァイオリニストの一人なんですが…
4年ごとに行われるシドニー国際ピアノコンクールは、ハイライトCDが毎回、かどうかはわかりませんが少なくもと'96年以降は出ていて('92年は優勝したXiang-Dong KongのライヴCDがありますが)私も'96年と2000年のは持っているのですが、そういえば前回の2004…
Leonid Kuzmin(レオニード・クズミン)のハンガリー狂詩曲と言えば、Russin DiscのLisztアルバム(ちなみにタイトルは'Inferno'―地獄)に2,6,12番の3曲が入っていて、彼らしいテクニックの冴えが堪能できる演奏でしたが、今日取り上げるMelodiya盤はそれと…
今日はSergei Tarasov(セルゲイ・タラソフ)の'89年ライヴ盤について。Tarasovは同じ年にA&Eからスタジオ録音盤が出ていて、そちらは私のお気に入りのCDなのですが、こちらのライヴ録音の方は収録曲がA&E盤のサブセットになっている上、評判もさほど良くな…
ネットショップで配送料を無料にするために(目的のCD以外に)何か抱き合わせで買うCDはないかとネットを眺めていたら(要するにネットショップの思う壺にはまっているわけですが(笑))、GramophoneのEditor's Choiceにちょっと興味を引くCDが載っていたので…
今回も新譜の感想で、Jitka Cechova(イトカ・チェホヴァー)のSmetanaピアノ曲集です。曲目はマクベスと魔女、好奇心の強い男(Schubertの美しい水車小屋の娘より編曲)、ポルカ・ラプソディー、ベッティーナ・ポルカ、演奏会用エチュードハ長調、ポルカの形…