2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

David FrayのBach&Boulez

David Fray(ダヴィド・フレイ)が、J.S.BachとBoulezのピアノ曲をカップリングするという、ちょっと興味深そうなCDを出していたので、Boulezだけだとなかなか手を出しにくいところなんですが、Bachもありということで買ってみました。曲はJ.S.Bachの方がパ…

Kuijken/La Petite BandeのJ.S.Bachカンタータ集Vol.5

Vol.1から聴き続けているSigiswald Kuijken/La Petite Bandeによるカンタータ集のVol.5。今回は(収録順に)BWV179, 35, 164, 17の4曲。声楽陣はアルト(Noskaiova)とテナー(Kobow)が前回と同じで、バスのWörnerはVol.1から復帰、ソプラノのSämannが新顔…

Wolfram Schmitt-LeonardyのSchumann交響的練習曲ほか

Wolfram Schmitt-Leonardy(ヴォルフラム・シュミット=レオナルディ)がSchumannの交響的練習曲ほかを録音したということで、以前聴いたBrahmsの変奏曲集の印象がまずまずだったことと、Brilliantということで値段も安めなこともあって、抱き合わせ用(^^;)に…

Andrew RangellのJ.S.Bachピアノ作品集

Andrew Rangell(アンドリュー・ランゲル)によるJ.S.Bachピアノ曲集。Rangellは以前Dorianにゴルトベルク変奏曲や6つのパルティータを録音をしていて、それらは私のお気に入り盤(特にゴルトベルクは最も好きな盤と言ってよいです)なのですが、今回は別レ…

Hilliard EnsembleのJ.S.Bachモテット集

OVPPによるモテット集、しかも歌うのがあのHilliard Ensemble(ヒリヤード・アンサンブル)ということで買ってみました。彼らは'80年代にもEMIに録音しているのですが、そのときはソプラノだけは少年合唱を使っていて、私は少年合唱はどうも好きになれない(…

Anthony SpiriのW.F.Bachピアノ作品集

C.P.E.BachとかJ.C.Bachと聞いてもあまり興味が湧かないのですが、W.F.Bachとなるとちょっと別でして、きっかけは昔聴いたMozartの弦楽三重奏曲K404aで、これはJ.S.Bachの平均律その他のフーガを弦楽三重奏に編曲したものに前奏曲を付け加えたもの*1なのです…

川島基のデビュー盤

川島基(もとい)は'98年の音コンや2000年の浜コンで何回か聴いたことがあるのですが、2005年のSchubert国際コンクール優勝のご褒美(?)としてデビュー盤がリリースされていて*1、曲目を見るとSchubertのソナタ第19番D958、Schubert/Lisztの春の想い、水の上…

Christian TetzlaffのJ.S.Bach無伴奏ソナタとパルティー

Christian Tetzlaff(クリスティアン・テツラフ)によるJ.S.Bachの無伴奏の2度目の録音。以前書いたようにTetzlaffは私の好きなヴァイオリニストの一人なんですが、実はそのきっかけとなったのはこの曲の最初の録音(旧盤)で、当時この曲に関する私の嗜好は…

Volodos plays Liszt

Arcadi Volodos(アルカディ・ヴォロドス)のLisztアルバム。国内盤は去年に発売されていましたが輸入盤もやっと出たということで遅ればせながら購入しました。曲はオーベルマンの谷、ハンガリー狂詩曲第13番(Volodos編)、小鳥に説教するアッシジの聖フラン…