2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ルール・ピアノフェスティバル・ライヴVol.9

ルール・ピアノフェスティバルという音楽祭の存在はつい最近まで知らなかったのですが、少し前に過去(1997-2005年)のライヴ録音が一挙にリリースされています。演奏者の顔ぶれなどを見ると結構興味が湧くのですが、Vol.1-8は10枚組BOXという大部なのでひとま…

Viktoria LakissovaのScarlatti賛

Scarlattiのソナタ集のCDは巷に溢れていますが、これはScarlattiの作品と、後生の作曲家のオマージュ作品を合わせて1枚に収めるという企画物。(ちなみにジャケットに'Music of Tribute Vol.4'とあるように、これまで既にVilla-Lobos, Debussy, Faureのもの…

Muza RubackyteのShostakovich 24の前奏曲とフーガ

Shostakovichの24の前奏曲とフーガは、もちろん嫌いな曲ではないのでCDも何種類か持っているのですが、実はそれらもそれほどじっくり聴き込んでいるわけではなく、その上にまた(特に気になる奏者によるものでもない)新盤を買うのもどうかなとも思ったので…

前奏曲にはフーガがよく似合う

子供の歌で、ABCの歌というのがあります。キラキラ星のメロディーに合わせて、「A B C D …」と順に歌っていくあれです。あの歌詞のつけ方、というかアルファベットを区切る場所が日本語版と英語版では違っていて、日本語で「HIJKLMN」と歌うところを英語では…

Garrick Ohlssonのプラハ・ライヴVol.2

以前聴いたVol.1が割とよかったのでVol.2を買ってみました。今回はBrahmsのピアノ協奏曲第2番(バックはDelogu指揮チェコpo.)とMussorgskyの展覧会の絵。それぞれ'78年と'74年の録音です。まずBrahmsですが、正直録音はもうひとつで、ピアノの音がやや痩せ…

Rustem HayroudinoffのRachmanionv音の絵Opp.33&39

Rustem Hayroudinoff(ルステム・ハイルディノフ)というと、'98年リリースのデビュー盤に含まれていたRachmaninovの2番ソナタが割と好印象だったのですが、こんど音の絵(全曲)を録音したということで、この曲集は意外と全曲盤が少ないということもあって…

Dudana Mazmanishviliのデビュー盤

あけましておめでとうございます、というかもう8日ですが(笑)、一応まだ松の内ということで*1。実はお正月に体調を崩して…、ということはなく、単に正月休みでのんびりしていたら怠けぐせがついてしまいました(^^;)。本年もこれからはいつもぐらいの更新ペ…