Nikolay Khozyainovのデビュー盤

(私はほどんど聴いていなかったが)前回Chopinコンクールでファイナルまで進み、結構話題になったらしいKhozyainovのデビュー盤(ちなみにその後もダブリンで1位、シドニーで2位など赫々とした成績を収めているようである)。だがこのデビュー盤を聴く限りはそれほどの魅力は感じられなかった。Chopinの2番ソナタは平凡な出来に思えるし、ダンテソナタもあまり心に響かず、最後のフィガロファンタジーも個人的には少し前のShevchenko盤の瑞々しさの方が印象に残る。