2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧
Kuijken/La Petite BandeのJ.S.Bachミサ曲ロ短調 Herbert Schuchの'Nachtstücke' Kurosaki & NicholsonのBeethovenヴァイオリンソナタ集Vol.1 Eric Le SageのSchumannピアノ・室内楽作品集Vol.6 Amir Tebenikhinの"The Legend of Dombra" Olli MustonenのBee…
Liszt編のSchubert歌曲集やMendelssohnの無言歌集のアルバムはよくあるが、それらを1曲ずつ交互に並べるというのはちょっと珍しいかも。しかも糸を紡ぐグレートヒェンの次には紡ぎ歌というように、何かしらの関連のある曲を並べる趣向はなかなかよく考えてい…
Maltempoは1985年生まれのイタリアのピアニスト。ノルマの回想、ポルティチの唖娘によるタランテラ、死の舞踏(pf独奏版)などプログラムは結構意欲的なのだが、肝心の演奏の方は、ハズレとまでは言わないまでも全体的にやや平凡。(ノルマの難所の「戦争だ…
Bacchettiというピアニストは今まで知らなかったのだが、少し前のレコ芸海外盤試聴記で好意的に採り上げられていたのを機に購入。聴いてみたところ、解釈は装飾音を割と自由に入れているのを除けば至ってシンプルというか素朴。Fellnerのように現代ピアノの…
浜コンも3次になってくると長丁場の疲れからか、2次までにはなかったようなミスを重ねたり、あるいは今ひとつ精彩に欠ける演奏になったりするケースが目立ったのだが、彼は1次からずっと活きのよいを続けている。(もっとも今回CDを買ったのはGlazunovの第2…
Kim Hyun-Jungは1次でもまずまず悪くなかったが、2次のパファーマンスが目覚しく、特にChopinの第2ソナタが印象に残っている。ここで聴く3次もその調子を維持しているようである。彼女の長所として音に張りというか覇気があって、CDで聴く場合はさらにそれが…
今年の浜コンは3次以降は生で聴けなかったのでオンデマンドでぼちぼち視聴しているところだが、その中で気に入った演奏はライヴCDも注文している。まずは第1弾として1次から注目していたCho Seong-Jinの3次。(ちなみに曲目はここ参照。)彼の演奏はまさに正…