2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Duo Egri & PertisのLisztハンガリー狂詩曲集(4手連弾版)

Liszt自身が管弦楽版を元に編曲した4手版。管弦楽版を聴き慣れていれば、それをどうピアノに置き換えていくかが興味深いところなんだろうけど、あいにく管弦楽版はめったに聴かないのでそこらへんの面白さはあまり味わえず、逆に独奏版と比べて(音自体は多…

Kurosaki & NicholsonのBeethovenヴァイオリンソナタ集Vol.4

このシリーズの早くも完結編。今回も相変わらず好調な演奏で、満足度の点では最初に出た9&10番と並ぶかもしれない。と言うのも今回は私の好きな8番(の第1楽章)が入っているのと、あとこれまでやや馴染みの薄かった6番が実はなかなかの魅力ある曲だと気づかせ…

Guillaume CoppolaのLisztアルバム

だいぶ前にレコ芸で紹介されていたのでそのとき注文し、最近になってやっと到着したもの。冒頭のナポリのタランテラを聴いたときはなかなか期待させるものがあったのだが、聴き進めていくうちにそれもやや尻すぼみになってしまった。テクで聴かせるというの…

Herbert SchuchのSchumannアルバム

いま最も期待するピアニストであるSchuchの4枚目のアルバム。が、印象はセカンドアルバムのSchubertと同様、良い演奏だとは思うが期待の高さからするともう一つインパクトに欠けるというのが正直なところ。特に期待していた謝肉祭は、もう少し表現に彼らしい…

Lazar BermanのLiszt作品集

この3枚組の目玉は多分、長らく廃盤になっていた'63年の超絶技巧練習曲ということだと思うが、それは既に持っているので、ソナタやSchubert編曲物など他の曲を目当てで購入。結果としては超絶と同じくやはり音質の悪さが気になってそれほど楽しめなかった。…