2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧
気になるピアニストの一人であるFrancesco Libetta(フランチェスコ・リベッタ)がCzernyの'指使いの技法'Op.740(いわゆる50番練習曲)全曲のCDを出したということで、迷いながらも買ってみました。Czernyの練習曲というと、(効用の点はともかく音楽的には…
以前購入報告したBart van Oort(バルト・ファン・オールト)のMozart鍵盤作品全集ですが、まずはソナタ(を含むCD)を一通り聴いたのでその感想を。全体的な印象としては、最初の味見のときに書いた通りまずまずと言うか悪くないのですが、期待の高さからす…
エチュードの他に私の好きなピアノ曲の分野の1つに編曲物がありますが、今回取り上げるのもその1つで、Yvar Mikhashoff(イヴァ・ミカショフ)という作曲家兼ピアニストの編曲&演奏による種々のオペラ編曲集です。題材としているのはPuccini, Verdi, Bell…
Sorabjiはあまり興味をそそられる作曲家ではないのですが、曲がエチュードということと、弾いているのがテクニシャンのFredrik Ullen(フレドリク・ウレーン)ということで買ってみました。Sorabjiの曲というと、弾くのに5時間かかるとか9時間かかるとか、そ…
前回に引き続いてKuijken指揮La Petite BandeによるJ.S.Bachカンタータ集のVol.2。今回は第177, 93, 135番の3曲です。歌手陣はアルトとテナーは前回と同じですが、ソプラノはThornhill、バスはCrabbenに変わっています。全体的な印象としては、Vol.1に劣らず…
先日のブログでも少し触れたSigiswald Kuijen(シギスヴァルト・クイケン)指揮La Petite Bande(ラ・プティット・バンド)のOVPPによるJ.S.Bachカンタータ集ですが、これも当然のごとく買ってみました。個人的にはむしろこっちの方が本命です。Vol.1は収録…
SweelinckはGouldの演奏で知って以来割りと好きな作曲家で、鍵盤曲に関してはこれまでもオルガンやチェンバロ、ヴァージナルでの演奏を聴いているのですが、今回クラヴィコードでの演奏というちょっと珍しいかなと思うCDが出ていたので買ってみました。収録…
というわけで前回の続きでEric Milnes/Montreal BaroqueのJ.S.Bachカンタータ集Vol.2の感想を。今回の収録曲は第130, 19, 149番の3曲。ちなみに歌手陣は(Vol.1で私が感じたような不満を指揮者も感じたわけでもないでしょうが)バス以外の3人が前回から変わ…
J.S.Bachのカンタータは普段それほど熱心に聴いているわけではありませんが、ここにも書いたようにOVPP(One Voice Per Part)による演奏と聞くとつい手が出てしまって、今回取り上げるEric Miles(エリック・ミルンズ)指揮Montreal Baroque(モントリオー…