2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧
某CDショップの店頭で見かけた、Scarlattiのソナタとそれに基づくインプロヴィゼーションを並べて弾くという趣向CD。試聴機でちょっと聴いてみたらなかなか面白そうだったので買ってみた。Pieranunziはジャズの人のようだがジャズ風味はそんなに強くなく、ま…
昔、Rheinberger/Reger編曲によるゴルトベルク変奏曲というのを聴いたことがあったが、Busoniも編曲を残しているとは知らなかった。と言っても、シャコンヌとか一連のオルガン曲の編曲のような、モダンピアノの特性を活かしたゴージャス路線の編曲ではなく、…
W.F.Bachに対しては静かなシンパシーとでもいうようなものを抱いていることを以前にも少し書いたが、そのきっかけとなったF.31の8つのフーガを収録しているということで購入。この曲のチェンバロでの演奏は他にRousset盤を聴いているが、そちらはアゴーギク…
前回のLuganskyと同じシリーズで、こちらはMatsuevによるピアノ。Lisztが2曲とR.Straussというカップリングだが、この中ではLisztの死の舞踏が面白い。冒頭から妙にハイテンションなピアノでこれはやりそうだと予感させるものがあるが、果たしてその期待に見…
これらの曲は正規盤(スタジオ録音)が出ていないはずということで買ってみたのだが、残念ながら音質が今ひとつ。最近の録音とは思えないようなレトロ風というかちょっとボヤけたような音で、解像度があまりよくない。それでもBrahmsの第1楽章などはLugansky…
Tausigの幽霊船のCDが他にもないかと調べてみたら、こんなのもあった。Michnaはポーランドのピアニストで、録音は2007年というから結構最近出たもの。ほかにChopinとLisztのバラード全曲が収録されているのだが、演奏はどれもあまりパッとしない。技巧が今ひ…