Khatia BuniatishviliのChopinアルバム

Lisztアルバムで衝撃的(?)なソロデビューを果たしたBuniatishviliの第2弾はChopin。2番ソナタはLisztソナタほどのインパクトはなかったが、それでも凡百の演奏よりは彼女らしい主張があって面白く聴けた(特に終楽章は秀逸)。彼女の特徴が一番出ていると思ったのは2番協奏曲で、オケとの合わせが必要な協奏曲でこれだけ自分を出せる人も珍しい。終楽章コーダはArgerichを彷彿とさせるような超速弾きで、コンクールだったらきっとしかめっ面をする審査員もいるのではないだろうか。