Stepan SimonianのJ.S.Bachトッカータ集

速めのテンポ、明晰なタッチで弾き進める楷書的なBach。それでいて情感にも不足せず、試験とかコンクールで弾く場合の(時代奏法などは考慮しない、あくまでモダンピアノによるアプローチとしては)お手本になりそうな演奏(廻由美子盤も同じような雰囲気だった気がする)。ピアノによる全曲盤は意外と少ないのでそういう意味でも価値がありそう。