Sasha GrynyukのGulda & Gouldピアノ作品集


Grynyukは'06年の浜コンにも出ていて、そのときは残念ながら2次で落ちてしまったのだが、筋がよくとてもセンスがあると思ったピアニスト。その彼がGuldaとG.Gouldの曲を集めて1枚のアルバムに仕上げるというユニークなことをやってきた(しかもこれがデビュー盤)。ただ残念ながら演奏はそれほど印象には残らなかった。(Guldaは当然ジャズなので私が不案内なせいもあると思うが。)特に注目していたGouldの"So You Want to Write a Fugue?"のピアノ編曲版も、ちょっと重い感じがして、原曲のような愉悦感がもっと現れていたらよかった。