今年最も印象に残った10枚

恒例の今年の10枚(セット)。今回も順位は付けず、時系列(ブログ掲載順)に並べている。ただ今回は新譜に限定せず、候補はブログで採り上げたCDとした。

  1. Elizabeth FarrのByrd'My Ladye Nevells Booke'
  2. Dejan LazicのScarlatti&Bartok
  3. Nicolas DeletailleのSchubertアルペジオーネソナタほか
  4. Roger Wrightの'In Concert'
  5. Olli MustonenのBeethovenピアノ協奏曲第3&6番
  6. Tamara Anna Cislowskaの'The Ghost Ship'
  7. Elizabeth FarrのJ.S.Bachリュート・ハープシコード作品集
  8. Denis MatsuevのLisztピアノ協奏曲第2番ほか
  9. 2008年シドニー国際ピアノコンクール・ソロハイライト
  10. Kuijken/La Petite BandeのJ.S.Bachカンタータ集Vol.7

例によって今の気分で選んでいるので、違う機会に選べばまた違った選択になると思う。実は今年の4月にiPod nanoを遅ればせながら購入していて、買ったCDはとりあえずすべて取り込んでおき、ある程度聴いた後で(容量の関係もあり)もういいやと思ったものを削除している。そのような削除のフィルタリングをくぐり抜けたCDは、今年買ったものでは20枚(セット)くらいあり、それを「今年の20枚」として挙げた方がよかったかもしれない(そちらは気分によって変わることはないので)。ちなみに残りの10枚は以下。(最近はほとんど聴いていないものもあるが…。)

今年の全体的な印象としては、例年に比べるとやや不作だったか。ブログの全体のエントリ数も去年と比べるとずっと少なかったと思うが、これは純粋に買ったCDが減ったからで、買いたいと思うCD自体が少なかったのが大きな原因。(そのせいもあって今年は新譜に限定しないようにした。)しかも来年以降は、世界的不況の影響もあり、新譜(新録音)のリリースがますます減ってこの傾向が強まるのではないかと心配している。せめて現在進行中のシリーズは途中で中止とならないことを祈る。