お気に入りのBeethovenピアノソナタ集
昨日のブログで自分用にお気に入りの演奏を集めたMDを作っていることを話しましたが、実はBeethovenのピアノソナタ集(時代楽器でなく普通のピアノでの演奏)としてはこんなのを作っていてよく聴いています。(番号順に並べましたが実際は順序はバラバラ)
- 第2番 Blechacz(第5回浜コンライヴ)
- 第4番 Cho Jae-Hyuck(第2回浜コンライヴ、第1楽章のみ)
- 第5番 Schenck
- 第10番 Bellucci
- 第11番 El Bacha
- 第12番 Gould
- 第13番 El Bacha
- 第21番 Schenck/Gilels
- 第22番 Tcherepanov(第4回浜コンライヴ)
- 第24番 Perl/El Bacha
- 第26番 Perl
- 第27番 Eckardstein(エリザベートコンライヴ)
基本的には特に好きな曲を集めているのですが、好きな曲でも特にこれと思える録音を見つけていないものは入っていませんし、またそれほど好きでない曲でもすごく印象に残った演奏は入れてあります(5番,10番など)。ちなみに奏者が複数書いてあるのは、楽章ごとに奏者を変えているもので、ある楽章だけが特によくて別の楽章がイマイチだった場合に苦肉の策としてやっています(^^;)
この中で特筆すべきなのはSchenckによる5番で、個人的にはこれを超える演奏はちょっとないのではないかと思うほどの出来です。彼の演奏の特徴として強弱やアクセント、sfをしっかり付けていて、テンポも速く、まさにBeethovenのツボという感じがします。(同じく21番の第1楽章も素晴らしいのですが、残念ながら残りの楽章がイマイチ、ということで別の奏者と入れ替えてます。)逆にBellucciの10番は優美で柔らかく、こういうやり方もあるのだな、と曲の良さを再認識させた演奏です。
全体として、各曲をじっくり聴き比べて選んだわけではなく、ふと聴いて、この演奏いいんじゃない?と思ったのを集めただけなんで、将来入れ替え(?)もあるかもしれませんね。ちなみに16番は先日聴いた横山盤がなかなか良かったのでそのうちこれに追加したいところです。