Beethovenのピアノソナタの中で一番好きと言っても過言でない4番。これまで数多くのCDを聴いてきたけど満足できたものは本当に少ない、ということで動画となるとさらに厳しいだろうなと思っていたが、奇跡的(?)にも満足できる演奏がこれまでに2つ見つかっている。
まずはAndrew Liによる演奏。
www.youtube.comキビキビとしたテンポ、力強く輝かしい和音、淀みない指回り、そして何より曲全体に溢れる推進力が素晴らしい。ということでこれまで聴いたCDを含めた中でもトップクラスの演奏に思う（やはりYoutTubeはあなどり難し）。第1楽章だけなのが残念（と言ってもこの曲は第1楽章がダントツで好きなのでそれほど痛くはないのだけど）。
そしてもう一つがKonstantin Semilakovsの演奏。Liよりも若干テンポは落ち着いているが適正範囲で、やはりこの曲の（私の思う）ツボを押さえている。こちらも第1楽章のみ。
www.youtube.comちなみに全楽章が入った別演奏もあっだが、少なくとも第1楽章は上の演奏の方がよかった。
