Behzod Abduraimovのデビュー盤


Saint-Saens/Liszt/Horowitz編のDanse macabre、Prokofievの悪魔的暗示にソナタ6番、Lisztのメフィストワルツなど、私の好みのツボを突いた選曲でかなり楽しみにしていた盤だが、結果的にちょっと残念な出来だった。冒頭のDanse macabreは悪くないのだが(この曲に対しては私がちょっと甘いのかも)、Prokofievは特に6番がメカニックの点で今ひとつ、メフィストワルツもデビュー盤のトリを飾るには平凡な出来と言わざるを得ない。