Louis LortieのChopinアルバムVol.1

[CHAN 10588]

ChopinイヤーということでLortieも久しぶりとなるChopinを録音。Vol.1と銘打っているので続編もあるのだろう。聴いてすぐに感じるのは、やはり音の美しさ。しっとりとした瑞々しさはデビュー盤のエチュードを思い出させる。(Fazioliを使っているのも関係しているかも。)ただ技術的には一抹の寂しさを感じさせるものがあり、前半のスケルツォ1,2番あたりはまだ悪くないが、3,4番やソナタは今ひとつキレに欠ける。Lortiももう50歳、全盛期の技巧はもう望むべくもないのかもしれない。