Alexander RomanovskyのSchumann & Brahms

[Decca 4766208]

先日少し触れたRomanovskyのDeccaデビュー盤をやっと入手。聴いてみるとやはり2枚目のアルバムよりはこちらの方が彼らしさが出ているようだ。特にPaganini変奏曲は全体としてなかなかの秀演。ただ、彼のBusoniコンクールのガラ・コンサートCDを初めて聴いたときの驚きと感激のことを思うと、彼ならもっとやれるのではないかという気がしてきてしまうのも偽らざるところ。期待が大きすぎるというのも罪なものである。