Murray PerahiaのBeethovenピアノソナタ第4 & 11番

かねてからCD化を待ち望んでいたPerahiaのベトソナ4&11番だが、彼の40周年記念ボックスに含まれる形での初CD化となった。そのうち分売されるかもということで迷ったが、いつになるかわからないということで結局購入。というわけでまたしてもSony Classicalの抱き合わせ商法にやられてしまった(笑)。全集嫌いなのでこんなに大部のセット物を買ったのは初めてである。救いは68CD+5DVDで1万円ちょっとという安さか(最近では珍しくないが)。
何年かぶり(10年ぶり以上?)に聴いてみたが、自分の頭の中で勝手に美化が進んでしまったせいか正直「アレこんなだったっけ?」思うところもないこともないが、それでも自分の理想に一番近いところにある演奏であることには確か。ただ何たることか重大な欠陥があって、11番第1楽章冒頭の1小節が欠落している(CD化時の編集ミス?)。演奏が素晴らしいだけに非常に残念である。