Jonathan BissのBeethovenピアノソナタ集Vol.1

5,11,12,26番の4曲を収録。ネットショップで(聴けるところだけ)試聴したときは悪くなさそうに思えたのだが、じっくり聴いてみると少し物足りない。解釈は正統的でテクも悪くないが、録音のせいか全体的に音がやや軽く、強弱やアクセントなどにもう少しメリハリが欲しい感じがする。また告別はポイントとなる第1楽章主題の高速連続和音のところでテンポが若干落ちてしまうのがちょっと興醒め。この中では12番が結構よいと思ったが、続編を買う気になるかというと微妙。