Romain DescharmesのBrahmsピアノソナタ第3番ほか

[CLAUDIO CR5786-2]

前々回(2003年)の浜コンで奨励賞だったDescharmesのデビュー盤。彼の3番の演奏は浜コンでの3次ライヴ盤でよく聴いており、今度の演奏も大きなな違いはないと予想できるのだが、多少ご祝儀的な意味も込めて購入。が、聴いてみると印象はもう一つだったか。録音のせいか音のヌケがあまりよくなく、暖かみはあるのだが何かヴェールを被ったような音になっており、そのせいもあり全体的に小さくまとまった感じ。浜コンでのライヴの方が(瑕は多いのだが)もう少し生き生きとしているようだ。(彼もデビュー盤で「借りてきた猫」症候群にかかっていたのか…。)