Guillaume CoppolaのLisztアルバム

だいぶ前にレコ芸で紹介されていたのでそのとき注文し、最近になってやっと到着したもの。冒頭のナポリのタランテラを聴いたときはなかなか期待させるものがあったのだが、聴き進めていくうちにそれもやや尻すぼみになってしまった。テクで聴かせるというのほどの技巧の持ち主ではないし、かといって歌心とかセンスの良さに特に秀でるというわけでもない。録音のせいか音が(音楽自体も)やや硬いのも残念なところ。