Sergio TiempoのChopinピアノ協奏曲第1番ほか

[Verdi Records 724355546029]

前回エントリの続きで、こちらはオケとの共演。(録音はこちらの方が少し古い。)活きのよいタッチは相変わらず(もちろん荒削りなところもあり)だが、今回はむしろ第2主題や第2楽章での豊かな歌心が印象に残る。このときTiempoは15歳。やはり天賦の才能と言えるだろう。ただ併録のアンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズの方はもったいぶったようなアゴーギクがやや鼻に付き、もう一つだったか。