Kuijken/La Petite BandeのJ.S.Bachカンタータ集Vol.8

long_island2009-07-24

これまで欠かさず買っているカンタータシリーズの第8集。歌手陣はSämannを除いて前回と同じで、その中では相変わらずCrabbenが好調。しかも4曲すべてでアリアがあり、見せ場が多いのが嬉しいところ。Genzも声質や歌い方は好きなんだけど、速いメリスマで遅れたり不安定になってしまうのが残念。BWV81のアリアで特にそれが目立つ。ソプラノのSämannは今回は出番少なめ。そしてアルトのNoskaiova。彼女はこれまでこのシリーズ皆勤なのだけど、特に悪いというわけでもないが聴いていて気持ちがいいということもあまりない。こういうのをソリが合わないと言うのだろう。