Stephen Houghの’French Album’

最近のHoughのソロアルバムはあまり感心しないことが多いので今回も買おうか迷ったが、結論としては久々の当たりと言えそう。冒頭のBach/Cortot/Houghのトッカータとフーガから動きにキレがあるし、道化師の朝の歌も模範的とも言ってよい演奏。他はFaure、Chabrie、Poulencなどあまり詳しくない曲なのではっきりとは言えないが、急速な曲でのシャープでかつデリケートなタッチがいかにも彼らしい。