2010年エリザベートコンクールピアノ部門ライヴ

新年おめでとうございます。
去年買ったCDの感想がまだ少し残っているのでその続き。これは注文したのはだいぶ前だけど先月やっと届いたもの。入賞者の協奏曲の演奏が中心に収録されている。コンクールの様子はネットではほとんど見ていなかったので各演奏はこのCDで初めて聴いたが、その限りでは優勝のKozhukhinのProkofiev 2番はそれほどの演奏とは思わない(ソロではLisztタランテラも入っているがそちらも)。むしろ、多少瑕はあるが気合いの入ったFavorinのLiszt 1番、指回りの的確なMinnaarのSaint-Saens 5番、軽やかで愉悦感に溢れたBozhanovのMozart 17番、端正で隙のないKim Da SolのMozart 20番あたりの方が印象に残った。