Herreweghe/Collegium Vocale GentのJ.S.Bachモテット集

最近はOVPP演奏以外はあまり食指が動かないのだが、この曲は彼の旧盤('85年)で一時期お世話になっていたのでその懐かしさもあって新録も買ってみた。印象として、旧盤とスタイルに大きな違いはないけれど、全体的により躍動的で、声も生々しいというか表情豊かになっているようで(これは録音のせいもあるかも)、再録した価値は十分にありそう。ただ最後のBWV226などを聴くとやっぱり合唱が厚ぼったく感じられ、やっぱりOVPPが自分の好みに合うことを再認識した。