Murray PerahiaのJ.S.Bachピアノ協奏曲集

これも3枚組で1700円と、安さに釣られて買ってしまった。PerahiaのBachはMozartやBeethovenと違って実はそれほど好きではないのだが、今回の協奏曲を聴いてもその印象はあまり変わらなかった。リズムやタッチがキッチリしていて技術的にも実に安定しているのだけど、そこが逆に面白味に欠けるというか、もう少し陰影とか味わいといったものが欲しくなってくる。テンポが速めで爽快感はあるのだけど。