Nelson GoernerのLisztアルバム

以前彼が別々に出していた2枚を1組にまとめて安くしたもので、1枚目の方(超絶技巧練習曲)は既に持っていたけどこの機会に購入。超絶の方の出来から2枚目の方も期待していたのだが、結論からするとやや微妙。ロ短調ソナタなどツボを押さえており、とりあててあげつらうような欠点はないのだけれど、かと言って特別に魅力を感じるほどでもなく、要するにちょっと喰い足りない。最後のメフィストワルツはもう少しスピード感が欲しかった。