Midori SeilerのJ.S.Bach無伴奏パルティータ集

SchubertやBeethovenのヴァイオリンソナタ集を聴いて以来、贔屓にしているSeilerがBachの無伴奏パルティータを出していたのをGramophoneのレビューを見て気がついて購入。そこでは良い評価は得られていなかったようだが、確かに緩徐曲ではちょっと粘り過ぎというか、アゴーギクがくどくて勿体ぶった感じがある。一方で快活な曲では実に生き生きとして時代楽器の魅力を十分に引き出しているので、ちょっと惜しい気がする。