Florian UhligのShostakovichピアノ協奏曲第1&2番ほか

去年買ったBeethoven変奏曲集が好印象だったので、2004年頃に出ていたShostakovichも買ってみた。予想通り端正で癖がなく悪くはないのだが、ごく普通の演奏という印象。独奏ではなく協奏曲、また前回のBeethovenと違って競合盤も多い曲ということで、個性や特長を出すのはなかなか難しいというところか。ただ世界初録音となっている2台ピアノのためのコンチェルティーノの、ピアノ協奏曲への編曲版はなかなか成功していて、そこにこのCDの存在価値がありそう。