Herbert SchuchのSchubertピアノソナタ第4, 18番ほか

[Oehms OC593]

デビュー盤を聴いて大いに注目して以来、第2弾が待ち遠しかったSchuchの新譜。今回収録のソナタは実はそれほど好きな曲というわけでない(18番はむしろ苦手曲)ので、普通の奏者だったらまず手を出さないであろうCDだが、そこはそれ彼に対する期待の大きさの表れ。演奏は細部まで神経が行き届き、優美かつ均整のとれた正統派といった印象(あまり感度が高くない曲なのであくまで印象だが)。これがきっかけでこれらの曲が好きになれるとよいのだが、そういったbreakthroughを起こすにはちょっと真っ当過ぎる演奏なのかもしれない。