Marc-Andre Hamelinの’in a state of jazz’

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Hamelinの話題の新アルバムということで迷わず買ったのだが、正直なところそれほど楽しめなかった。演奏がどうのというより、曲自体に対する好みの問題だろう。そもそも普段ジャズはほとんど聴かないが、ただ全くダメというわけでなく、Jacques LoussierやBruce StarkによるBachのアレンジ物は結構好きだったりするので、彼らの「クラシックを素材にしたジャズ(風アレンジ)」と今回の「ジャズの語法やイディオムを用いたクラシック」という違いあたりに原因があるのかもしれない。(ここにも書いたようにGuldaのソナチネは面白い曲だと思ったが…。)