音楽三昧のJ.S.Bach平均律第1巻前奏曲集ほか

[CRT-1200]

音楽三昧は、以前Ravelクープランの墓などが入ったCDが結構印象に残っていて、今回のJ.S.Bachも期待して購入。結果としては予想に比べるともう一つだったか。Ravelでは割とPOPな味付けというか、遊び心が感じられるところが魅力だったが、今回は総じて真面目なアプローチ。リズムの扱いなどやや杓子定規な感じもあって、個人的には編曲、演奏ともさらに自由で闊達な雰囲気、あるいは大胆さがあってもよかったように思う。そんな中でイタリア協奏曲第2楽章でのVnのまさにバロック的な歌い方はなかなか気に入った。