BrilliantのMozartクラヴィーア作品全集を購入

Bart van Oort

Brilliant Classicsから最近出たBart van Oort(バルト・ファン・オールト)によるMozartのクラヴィーア作品全集を購入しました。全14CD。もちろん時代楽器による演奏です。ここにも書いたように私は全集というのがあまり好きでないのですが、van OortはHaydnのクラヴィーアソナタ全集でも割りと気に入っていて、またBrillianということでこの枚数にしては値段も格安ということでの購入です。(それでも14枚組というのはこれまで買った組み物の中では最大です。Brilliant恐るべし。)

クラヴィーア作品全集ということでソナタ、変奏曲はもちろん、子供の頃のごく短い作品や、4手曲もすべて入っています。(ちなみに4手でのパートナーはUrsula Dutschler。)CDの分かれ方は(Haydnでもそうでしたが)曲種ごとではなく、時代順でもなく、なんとなく(奏者の趣味?で)分かれているようです。(4手曲などはある程度まとまっているようですが。)

聴くのはまだこれからなんですが、例によって味見として私の好きなソナタ3番(K281)と、同じCDに入っていた2番(K280)をちょっと聴いてみたところ、まずまず悪くなさそうです。割りと細やかに強弱を付けていて、しなやかな雰囲気があります。アクセントの付け方など少し物足りないところもありましたが。

というわけでこれから少しずつ聴いていっておいおい感想を書いていくつもりです。(ただ、とりあえず盤のチェックだけはしておきました。というのもHaydnのときはCDにプリントされた内容と実際の中身が違っているということがあったので…。)