Simone DinnersteinのBach & Schubert

楽しみにしてたDinnersteinの新譜だが、結果は正直ちょっとガッカリだった。今回はパルティータということでBerlin Concertでのフランス組曲5番のような、しなやかで優美、それでいて活き活きとした溌剌さを含んだ演奏を期待していたのだが、全体的にちょっと慎重になり過ぎているというか、丁寧ではあるがダイナミズムが足りない感じがした。Schubertもちょっと音が硬く、こちらも最近聴いたLewis盤の方が魅力的に映る。