Martin RoscoeのBeethovenピアノソナタ第4,19,20,21番

マイナーなCDと言えば、これの感想を書くのを忘れていた。Roscoeは1952年生まれの英国のピアニストで、結構な数のCDを出すなど彼の地では結構有名なようだが、今回初めて聴いた。当然目当ては4番ソナタ。全体的には良心的な演奏で、特にWaltsteinの第1楽章などはかなりの出来だと思うが、肝心の4番はさらにもう一段のタッチの安定性というか滑らかさが欲しいところ。特にP. Lewis盤と続けて聴くとそれを強く感じる。