Anatoly SheludyakovのHindemithピアノソナタ集

[PHCD 168]

これまただいぶ(半年以上)前に買ったもの。Hindemithのピアノソナタ全集(と言っても3曲しかないが)のCDはあまり出ていないということで買ってみたのだが、演奏は微妙、というかどちらかというと手持ちの中でもイマイチな方か。音の響かせ方や細かなニュアンスなど局所的にはそれほど悪くないと思うが、全体の見通しが悪いというか、構成感に乏しい感じ。('構成命'のGouldの演奏に馴染んでいるせいもあると思うが。)それに一番好きな3番終楽章フーガで技術的制約からか随所にタメが入るのは頂けない。